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2017年7月31日月曜日

Hokkaido Touring Day 13: 様々な旅人たち

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5時半起床。残念ながら朝は曇っていて日の出は見れなかった。
朝食は5枚切り食パン3枚とバナナ、コーヒー。
早速昨日買ったトリマーを使って髭をカットしてみたが、なかなかよろしい。
7時出発。
昨日の洗濯物が乾かず、大きな街に行ってコインランドリーで乾燥だけしようと思っていたが、コインランドリーは相当先。 それではと、自転車に洗濯物をぶら下げて走る事にした。風があるので、そんなに日差しが強くなくてもきちんと乾く。結局これがこれ以降の僕のツーリングスタイルになってしまった。 昨日炊事場で会った家族5人組のキャンピングカーのお母さんも、コインランドリーが高いと言っていた。自分も最初はそんな費用考えていなかったが、実際使ってみるとかなりの出費になってしまう。
今日の道は本当何にもない。右側に海、左側に原っぱなどがあるだけ。町の間隔も広く、ひたすら自転車を漕ぐだけ。10時半頃、道の駅マリーンアイランド岡島による。電源が確保できそうだったので、軽食を取りながら充電し記録を書いている。ここまでサイクリスト3人すれ違った。一人は一輪タイプのトレーラを引いていた。しかし、まだバイクパッキングスタイルの自転車旅行者は見てない。
看板に書いてあるので、枝幸町でお昼休憩しようと色々探すが、カニの町という割にはカニが食べられるところもなく、セイコーマートで鳥弁当を頂く。
そのまま「ウスタイベ千畳岩」を見る。
残りは30km程度だが、ガスがでてきた。慌てて自転車につけていた洗濯物をしまう。途中神威岬によるも、ガスで何も見えず。本当、岬からの眺めに嫌われている...。クッチャロ湖のある浜頓別町まで残り10kmで、またもや徒歩旅行者を発見。暫く並走しながら話をする。千歳から反時計回りに歩いており、宿泊は宿を利用するため一日20〜30km歩いてるとの事。歳は70半ば以降、元気だな。
2時半にはクッチャロ湖に到着。湖からの風が気持ちよく広い芝生のサイトにテントを張る(200円)。暫く見ていたが結構人気の様で広い芝生のサイトだがかなり埋まっている。稚内から100 km前後と言う距離が人気のポイントかな?
サイクリストも何人かいたが、格別に面白かったのは、カブでトレーラーを引いて、奥さんを後ろに乗せて3ヶ月も北海道を回っている人だ。 こう言う旅を結婚してから25年くらいずっとやっていると言う筋金入り。 凄いものだ(奥さんがね)。 海外旅行にもバックパッカースタイルで行っているらしい。 僕が食器を洗いに行く途中に捕まって、40分くらいは話しこんでしまった。
夜ご飯は高菜パスタに野菜とチキンの具を追加。きゅうりとトマトをサラダに。お酒はいつも通りSlatだが、今日は白桃とシャルドネと違ったものにした。食べる前にすぐ近くのホテルの温泉に行ったが、ナトリウム温泉でお肌ツルツル、出てからもポカポカが続くいいお湯だった(550円)。ベンチの近くにテントを張ったが、そのベンチで風に吹かれながらこの記録を書いている。最高だね!

日の出岬からクッチャロ湖へ 95km

2017年7月29日土曜日

Hokkaido Touring Day 12: 居心地の良いカフェ

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夜2時半頃喉が痛くて目がさめる。風邪か?とりあえず葛根湯を飲んでおく。 朝5時半、カラスがうるさくて目がさめる。喉は少しマシだが、気管支が重い。 今日はやはり距離を短くし、薬局で薬を買おう。 朝ごはんは食パン+ピーナッツバター、コーヒー、バナナ。
7時半出発。昨日の反省も兼ねて保冷用アイスペットボトルを買うために湧別町のセイコーマートに入る。 ここはイートインがあり充電できるので、コーヒー休憩で30分ほど充電させてもらった。
紋別には9時半頃着くが、今日はお祭りの日らしく神輿がパレードしてあったり、露店が山の様に出ていた。 充電が不十分なので再び充電スポットを探して、街中のイートインのあるコンビニを探したが、ここでは見つからなかった。 その代わりにK's電気を発見し、SDカードケースと充電式ひげトリマーを購入した。 体調は大分よくなってきたが、ドラッグストアで葛根湯を買い一本飲んでおく。 ここでは食料もお酒も売っているため(しかも安い)今日の食材を買っておく。ついでに持ち運び用のプロテインパウダーも入手。
紋別を出て道の駅オコッペに向かう。 途中オホーツク村に立ち寄り休憩。 ここは休憩室にコンセントがあったので充電させて貰った。 今日の自転車旅行者は、多くの電子機器を持ち運んでいるため、充電スポットを見つけるのはいつも問題になる。 ついでに農家直売のトマトとキュウリも仕入れた。
道の駅オコッペは芝生広場と鉄道車両を使った休憩所宿泊所がある。 もちろんコンセントもある。 しかも使用料金は無料でテントも張って良いとの事だ。 トイレも水も綺麗。 文句なしに素晴らしい。 しかし今日ここに泊まると、温泉が無いのと(これは一つの問題)翌日の距離が少し多くなるので、残念ながら宿泊しなかった。 でも次は是非泊まりたい!
この道の駅の向かいに、可愛い喫茶店がありそこで昼食を。 チャーハンとアイスコーヒーを頼んだが、電源も貸してくれてマスターと奥さんと小一時間も話し込んでしまった。 自炊の話も出て、「北海道のお米は美味しいね~。でも一番美味しいのは何?」と聞くと、「ゆめぴりか、かな」との事。 次にお米を買う時は絶対それにしよう。 泊まる予定の日の出岬は、ホテルの温泉がこの近辺では一番だとか、季節毎の景色の話とか、話題には事欠かなかった。
名残惜しくも出発し、残りは10km。 すぐに到着し400円でテント設営と洗濯。 その後温泉に入り(ちょっと塩っぱい)戻って食事に。 林間サイトではないのでそれほど蚊もいなく風が気持ちいい。 眺めも良いが、明日は日の出岬の名前のとおりの日の出は見られるだろうか?
今のところ体調は別に問題ない。とりあえず、寝る前に葛根湯を飲んでおく。 今日は蚊はいないが、蟻がいっぱいいた。 今日は6人のサイクリストと挨拶をかわした。夏の北海道の風物詩と言える。

五箇山公園から日の出岬へ 70km

2017年7月28日金曜日

Hokkaido Touring Day 11: オホーツクサイクリングロードと予期せぬ再会

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昨晩は道路を走る車の音と、後から来たキャンパーのいびきが煩くて、なかなか寝られなかった。 5時半頃トイレに起きて、そのまま昨日買ったパンとコーヒーで朝食に。
連日雨だったので、食後自転車のチェーンの手入れをする。 手を洗いにトイレに行く途中で、小樽から来ているMT-09に乗っているライダーと20分くらい立ち話をした。
テントに戻ってもまだ日は出ていなかった。ずっと雨だったので乾かしておきたい。 そこで昨日お世話になったライダーの所に行き、飲まなかった缶チューハイを一本プレゼントした。 そのついでにコインランドリーの場所を聞いたら教えてくれた。 案内してくれると言うが、自転車とバイクでは行くのがお互い大変なので遠慮した。
そういえば記念写真を撮っていなかったので撮影。
8時に出発したが、昨日の疲れはあまり残っていない様だ。 コインランドリーに向かう途中、先ほどのライダーがガソリンスタンドから、コインランドリーはあっちと指さして教えてくれていた。 親切だなぁ。
しかし結構迷って、教えてくれたところかどうかわからないがコインランドリーにはたどり着けた。 洗濯と乾燥で700円と比較的安くて助かった。 今日は溜まっていた洗濯物を全部も洗濯しておく。
コインランドリーの隣がローソンになっており、イートインには電源とWiFiがある。 洗濯が終わるまで利用させて貰った。これは便利だな。 ローソンを見かけたら積極的に休憩に入った方が良いかもしれない。
しばらく走ると、オホーツクサイクリングロードを発見。 以前にここを走ると良いと勧められていた道だ。 すかさず中に入ると、森の中、畑の中、湖のほとり、と色々バリエーションのある景色を、車の邪魔なしに味わえるのは良かった。 しかし途中で一般道と合流するようで、サロマ湖まで同じ雰囲気で行けると言う訳にはいかないようだ。
途中2台オートバイツーリストに遭遇。よく見ると前がお父さん、後ろがお母さんの様だ。 信号で声をかけると、やはりそうで、それぞれが子供達を乗せて岩手から家族4人でツーリングしているとの事だ。 荷物が少ないので宿はどうしているかと聞くと、ホテルなどに泊まっているとの事。 まあ普通の車一台家屋4人の旅行をバイク二台でやっているようなものか。しかし北海道の空気をじかに感じられるのは車とは違うって自転車に似てるかな? 信号が変わり彼らは先に行った。
サロマ湖の「ところ遺跡の森」側からアプローチするも「ところ遺跡の森」への道路は行けなくなっていたので、そのままサロマ湖沿いを進む。 今回のツーリングでは、アクションカメラでビデオ撮影、コンデジで写真撮影、LINE送信用はスマホで撮影している。 今日はアクションカメラの代わりにコンデジでビデオを撮影してみた。 画像がモニタできるので撮影はしやすい。 映像はどうか?バッテリの減り具合もチェックしなければ。 しかし写真もビデオもコンデジ撮影できて、カメラとスマホが連動できれば、撮影ももっと簡単になるのに…。 (ブレがひどくてコンデジの動画は使えなかった...。またこれを書いている2020年では、全てがスマホ一台で済んでいる!
サロマ湖沿いから238号に合流しご飯を食べようと蕎麦屋に入ると、なんと先ほどのバイク一家がお蕎麦を食べていた。 お母さんは早いですね~とびっくりしていて、お父さんとも少し話しをする。
旅の出会いって面白い。
面白いと言えば、この後道の駅で休憩をしている時に、スーパーカブに乗ったツーリストがいたのを覚えていたが、何と同じキャンプ場で再会してしまった。 彼は千歳から400 km走って来たそうで、道の駅を制覇するのが趣味だとの事。 明日根室方面を回って北海道の道の駅に全て行くらしい。 キャンプ道具を積んだ状態でも燃費は70 kmは行くとの事。
今日は、予定していたキムネアップキャンプ場ではなく、温泉が近くにある少し先の五鹿山公園キャンプ場に宿泊(500円)。 近くのチューリップの湯は、やはりすべすべ系でこちらも500円。あまり熱くなく気持ち良かった。
帰りにコープにより、ラーメン乾麺と夜のサラダ、缶チューハイを買う。
晩御飯を作ろうとしたところ、持ち運んでいた野菜が痛んでいたので捨てた。 今日は保冷ペットボトルを買い忘れたと言うこともあるが、やはり冷蔵庫ではないので、北海道とはいえ何日もは持たないな。
明日、無料のウスタイベ千畳敷キャンプ場まで130km走って一日稼ぐか、予定通りにするか思案中。 しかしMacBookの充電をしなければならないので、紋別で少し時間をとる必要がありそうだ。

網走湖から五箇山へ 97km

2017年7月27日木曜日

Hokkaido Touring Day 10: 知床峠からのダウンヒル !

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今日は雨の降ってない間に走ろうと4時に起床し、朝ごはんにコーヒー、食パン+ピーナッツクリームとバナナを食べた。 昨日散々脅かされていたので、気合を入れて6時半に出発。
登り始めはまだ体も温まっておらずきつかったが、焦らずローギアでゆっくり登る。 鹿たちに声をかけ、熊超えの滝等で癒され、羅臼と国後島を雲下に眺めながら登る。 気持ちが良い!
いつ押しが入るかと構えていたが、なんだかんだ登れているようだ。 今回の登坂中、休むダンシングも取り入れてみた。 ギアを二つほど重くして、ゆっくり足を伸ばしながら体重をペダルにかけていく。 そうするとシッティングで使っていた筋肉のストレッチができ、あまり疲れずに登っていける。 勿論速度は上がらないが、速度を競っている訳では無いので、これは積極的に取り入れていこうかと思う。
途中良い撮影ポイントがあり写真を撮る。 少し残念だったのは途中の羅臼湖入り口のバス停から数キロ歩くと羅臼湖に行けるが、気がつかずに通り過ぎてしまった事だ。 しかしそこを見に行っていたら、到着がもっと遅くなっただろうから、まあ良しとしよう。
知床峠で写真を撮っていると、アンカーに乗ったローディが上がって来た。 あまりにも軽装だったのでてっきり地元の人かと思ったら、東京から来ているとの事。 3泊4日と日数が少ないので、少量の着替えのみを持って来ているそうだ。
知床峠からのダウンヒルは実に気持ちが良かった。 登りは15kmを2時間かけて登って来たのに、下りは25kmを30分(速度オーバー!)。 下っている途中、二人の登ってくるサイクリストを見かけたのでエールを送った。
下りたウトロの町は世界遺産知床を前面に出しており、外国人観光客の姿もちらほら見える。 道の駅で知床資料館のようなものを少し見た。 お腹が空いて来たので何かご飯を食べようかと思ったが、まだ時間が早すぎるせいか、どこも開いていない。 観光地としてはまだまだかなぁ。
ウトロを早々に出発し、知床世界自然遺産の一部のオシンコシンの滝などに立ち寄りながら斜里を目指す。 ちなみに昨日の熊の湯も世界遺産の一部らしい。 斜里町に向かう途中、知床エゾシカファームと言うところで、たくさんのエゾシカが柵の中にいたのを見かけた。
昼頃斜里町に着くとほぼ同時に雨が降り始めた。 昼食兼雨宿りで「知床キッチン熊湖」でエゾシカジンギスカンを食べる。 先ほど見た鹿ファームからの肉だとの事。 そういえば、今日も3回ほど、道路からエゾシカを見た。 本当に数が多いようだ。
2時頃、最初予定していた小清水町のキャンプサイトに着くが、まだ時間もあり疲れてもいないので、以前に聞いていたもう少し先にある網走湖の呼人浦キャンプ場へ向かう。 途中道を間違えて2.5kmほど行きすぎて戻る。5kmのロス。独り言の文句が増える。 網走市内のスーパーで食料を調達。 100均ショップにも立ち寄り、フリーザーパックとスマホ固定用ゴムの代用にヘアゴムを買った。
17:30頃キャンプ場に到着。 雨中テントを張れる場所を探していると、屋根のあるゴミ小屋が空いてると教えてもらい、そこにテントを張った。 これを教えてくれた青年は、北海道の人でここに良く遊びに来るらしい。 後で温かいミニカップラーメンを持ってきてくれた。 自転車ツーリストに対しては、どこでも親切にしてくれる人が多いのは有難い事だ。
雨は降り続き、もう走って濡れたくないので、今日は風呂に行かずタオルで拭いて着替えた。頭がかゆい。
夜ご飯にホタテの子たらこスパゲッティと味噌汁、ガボチャサラダを食べる。 今日は早起きだったので、9時には就寝。 明日は晴れるらしいが、明日宿泊を予定しているキャンプ場まで50 kmも無いので、網走市内で洗濯+MacBookの充電をしてから向かう事にしよう。
今日は738 mの峠を越えて、120 km近く走っている割には疲れていない。 今回のツーリングも、もう1000 km近く走っており、完全に体が出来上がったようだ。 燃料(食料)さえ補給していればずっと走って入られそうな感じ。

羅臼から網走へ 116 km

Hokkaido Touring Day 9: 知床世界遺産に向かう

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6時起床。晴れ。暑くなりそうだ。 トイレに行き、洗面髭剃りをする。昨日のお風呂のせいか顔がツルツルだ。 さらにこの自転車生活の為か、白髪も少ない。エイジング対策には自転車ツーリングが良いのかも。皆さんやってみませんか? 朝食はラーメン。これもストックが無くなった。
湾の向こうに羅臼岳を眺めながら、セイコーマートで休憩する。 年配のバイクライダーさんも、おにぎりを食べて休んでいて、少し話をした。 北海道宗谷が地元で、引退して北海道を回っているそうだ。 霧多布に行きたいけどどうかと聞かれたので、
「3日前はダウンがいるくらい寒かったです」と答えると
「行くのやめて他に行こうか」と思案していた。 結局30分以上休憩する事になってしまった。 どこに行ってもそうだが、こうして休憩時に話をしていると時間があっという間に経つ。 まあこれも旅の愉しみの一つなのだが。
羅臼に着いて、お昼ご飯と夜ご飯の買い出しに行くが、スーパーは無く、食べ物屋さんもあまり見当たらなかったので、またもやセイコーマートに立ち寄った。 世界遺産の町と言ってはいるけど、これではなかなか観光客は集まらないな。 僕はその方が良いんだけど...。
キャンプサイトまで3 km程急な坂が続き、羅臼温泉キャンプ場に到着。今日は暑かったが、距離も短くあっという間だった。管理人は3時まで来ないが、先にテント張っていて良いらしいのでテントを張り洗濯をする。天気がいいので早く乾くだろう。明日は雨らしいので、夜には取り入れる。テントサイト+ごみ400円
キャンプ場の道路向かい側に熊の湯があるので、早速行ってみた。 川そばの岩露天風呂に掘っ建て小屋、料金も無料と本物の町営温泉だ。 お湯が熱かったが、硫黄の匂いが強く白色でとても気持ち良かった。 北海道ツーリングは本当、温泉に恵まれている。
キャンプ場で他のキャンパー達と色々話をしたが、知床峠を羅臼側から登るのは大変だと言われた。そう言えば先ほどのお風呂でも、途中で出会ったサイクリストからも同じ事を聞かれたな。羅臼側はかなり急峻で知床側は緩やかだそうだ。峠まで15kmくらいしかないので、熊は怖いけど押せば良いんじゃないか?
そうか!なんでみんな時計回りに北海道を廻るのかと言うと、この峠が原因なのか?
夕方になって、モールトンに乗ってやって来た韓国人サイクリストがいた。北海道には良く来るらしい。進行方向はやっぱり反対向きだ。 夕食はご飯を炊いて、コーンコロッケとボンカレー大辛にミニトマト、キャベツ、卵サラダ。缶チューハイ3本。
明日は峠を越えるが雨の予報なので、早目に出発しよう。

中標津市から羅臼へ 70km