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2017年8月14日月曜日

Hokkaido Touring Day 28: 突然の終幕...

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昨晩、寝たのは0時過ぎだが起きたのはいつも通り5時半。 そんなに快適とは言えなかったが睡眠は取れた。 今日は快活クラブの無料モーニングセットを試してみた。 無料だと量が少し少ないので、100円追加してダブルサイズにする。 食事の後は、片付けとドリンクの補充をしパッキング。 雨なので雨具を着用して出発。
雨の中、ママチャリに乗った高校生に会った。 3速しかないママチャリにバックパック背負って、前後に荷物を縛って茨城から北海道回って帰る途中だとか。 テントは持っておらず寝袋だけで野宿しながら旅をしている。 しかも今日は夜寝ずに走って、明日までに自宅に帰るんだと。 若いから元気一杯。 もう僕では、それだと疲れが取れずに続かないだろうな。
途中の道の駅で売ってる桃は、超美味しかった。 恥ずかしながら福島県が桃の特産地だとは知らなかった。献上桃と言うのがあるらしい。 さっきのママチャリ君よりスピードは僕の方が早いが、ここで休憩していたので、出る時また彼に会った。 残った桃を渡して、応援した。
昼過ぎ、100km超えたあたりで今日の目的地を検討し、今回初めて健康ランドに泊まる事にした。
目的地まで残り30kmほどだろうか。 突然ペダルがロックして回せなくなった。 前にも後ろにも回せない。 何かがホイールに噛んだのだろうか? 慌てて自転車を止め後輪を調べる。 するとリアのプーリーのところにチェーンが噛み込んでいる。 よくみるとプーリーの歯が無くなっている! 一瞬で理由がわかった。
北海道に飛行機で自転車を運んできた時、千歳空港に着いた時にリアのディレイラーハンガーを曲げてしまったが、力ずくで応急処理をした。 しかし実際はハンガーは微妙に曲がったままだったのだ。 なんとか騙しならがらここまで来たが、この曲ったハンガーがリアのプーリーとチェンを斜めに負荷をかけ続ける事になっていたようだ。 その結果、この雨によってアルミのプーリーがステンレスのチェーンに削られ続けて、ついに引っかかるところが無くなるまで削れてしまったというわけだ…。 チェーンを何度か掛け直したが、やはりプーリーとケージの間に落ち込んで噛んでしまうため、プーリーを取り替えなければ、押しは行けるが、走らせる事は不可能なようだ。
Google Mapで近くの自転車屋と駅を探す。 駅は1km程の距離にあり、押して行くのは大丈夫そうだ。 残念ながら自転車屋は無く、ここからなら郡山まで行けばそれなりの自転車ショップはあるかもしれない。 ついてでにここから家まで在来線で輪行して帰る場合の時間と費用も調べてみたら、約6時間3500円程で帰れる様だった。 さてどうするか…。
まだ暫く雨が続くし、部品が手に入るかどうかもわからない。 修理できなかった場合、宿泊コストもかかってしまうだろう。 丁度東京の家族も明日には自宅に戻って来る事だし、他にも修理しておきたいところがあるので、今回の旅はここで終了する事にした。 そして駅まで自転車を押して行き、パックして電車に乗った。
郡山から町田の駅まで在来線で約6時間かかったが、ほとんどは座れたのでそれほど疲れはしなかった。 でも今朝は仙台にいたのに、夜にははもう自宅にいると言うのも不思議な感じがした。 疲れて久しぶりの家のお風呂に入ってぐっすり眠った。 ちょっと残念な気もするが、また次の機会もある。 それよりも、今回の旅でわかった色々の改善点を早く修正して、また次の旅に出たくて仕方がないと言うのが正直な気持ちだ。
(終わり)

仙台から二本松 100km

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